哲学の人に会う

単科大学なのでなかなか哲学を勉強している人に会わない。

だから偶然にも哲学専攻の人に会って、「哲学とは、~~とは何か」の学問だね、という言葉を別々にかけられた時、おもしろいなぁと思った。

 

読み方がわからないんです、というと「まずは日本の入門書を読むといいよ」と紹介をしてくれた。

一人は「美とは何か」とか「これからの生き方」について考えているらしく、もう一人は「ゆるいつながり」をベースに生活していくという進路を決めたらしい。彼女は卒業論文で「笑い」について書いた、とのことだった。

 

三つ上のその人は、「私、何かミスがあったりすると、人のミスでももっと私が頑張らなきゃと思っちゃうんだよねぇ」と言った。「だから人が怒られているのをみて不登校になったりしたことがあったの」と飄々という。

 

ということで、春休みに哲学の勉強をしてみようかなと思いました。

 

哲学書は一人で読むよりほかの人と読むといいよ」という言葉も頂いたので、

(三年くらい前に私もその言葉を寮で提案したらしい)

哲学の読書会のようなものがあればいいなぁと思いました。

部屋を引き払う

2年住んでいた一人暮らし1Kロフト付きの部屋を引き払った。

家具をあらかた運び込み、あとは大量の本・プリント、ノートをどうにかするだけ、ということだったが、簡単に片付けられずに困った。

 

掃除機を何度もかけて、マイペットを雑巾にあてて床を拭く作業を何度もした。壁際のほこりも拭いて、その部屋がカーテンさえない状態になった時、それは私の部屋ではなく、日当たりのいい南向きの部屋になっていて、よそ行きの顔をしていた。

 

担当の女性がチェックをし、部屋をくまなく調べたあと、鍵を渡して、部屋が引き払われた。名前も知らない人だったけど、そしてその人にとってはあたりまえの仕事の一つではあるに違いないけれど、私はそのお辞儀をよく覚えている。

 

本当に直前まで床を拭いたりしていたので、もうすっかり来る前に戻ってしまった。

 

そして部屋を引き払ったあとに2年前に住んでいた寮に戻り、2年ぶりに会う寮生とゆっくり話をした。

 

私の大学生活は、ほとんど国分寺で費やされているのではないかと思うくらいだった。

好きなこと

みんな大好き山田太一先生が「大学にいる時くらい好きなものをつくっとけよ」と仰っていたので、好きなもの・ことをメモします。

 

 

・読書:小説、学術? 、エッセイ

・マンガ:週刊少年ジャンプ派。

・映画:「8人の女たち」「アスファルト」「ELLE」。イザベル・ユペール好き。

・音楽:ドビュッシーラヴェル、サティ、ショスタコーヴィッチ、プロコフィエフ

ビル・エヴァンスチャーリー・パーカー、たまにトロンボーンの曲。

・お酒:日本酒(酔鯨)、白ワイン、ミモザ、ブルドック、アブサン

・服:柄のロングスカート

・色:白、ネイビーブルー

・アクセサリー:パールが多め。

・ネイル:しない

・語学:フランス語

・季節:夏

・地域:平野で乾燥してるところ。もしくは海と山が近い場所。

都道府県:旅行だったら京都。

・服:コムサイズム

・下着:トリンプ率が高い。

・コスメ:こだわりなし。

・髪型:ショート

・日本の芸能人(男性):濱田岳堺雅人

・日本の芸能人(女性):木村佳乃

・小説家(現代):川上弘美小川洋子

・エッセイ:武田百合子

・好きなSNS:Twitter

・好きな昔話:千匹皮

・好きな花:紫陽花、かすみ草、矢車菊

・食べ物:チーズ、松茸の土瓶蒸し、鯛のお刺身

・果物:無花果枇杷

・飲み物:エスプレッソ

・好きなこと:散歩

・好きなキャラクター:パトレイバー(劇場版)の南雲さん

・好きな百人一首の和歌:自然系(かささぎの〜とか)

・好きな休日の過ごし方:ひたすら眠る。

・好きなにおい:シャボン、レモン

・スーパーでつい買ってしまうもの:

菜の花、チーズ、サーモン

・好きなスポーツ:水泳

・好きな科目(中学):理科の実験、数学の証明

・好きな科目(高校):音楽

・好きな科目(大学):ひみつ

・一押し:マーク・マゾワー

・好き:宗教

・好きな場所:夏の路地、雨の日の部屋

・好きなこと:人と会って話す

・好きな出版社:河出書房、マーケティング的にはミシマ社

・好きな場所(東京):上野(美術館側)、井の頭公園石神井公園

・好きな駅:神楽坂

・好きな線:東京メトロ

・好きなCM:東京メトロ堀北真希の浴衣姿

 

雨の日に一人で、じっとしているのが好きだ。

雨音を聞きながら紅茶を飲んだり、ゆっくり本を読んだりするのが好きだ。

水の音を聞きながら、私は考え事をしたり、この町に住んでいてよかったことを数えていたりする。

 

2月の雨は6月より冷たくない、気がする。春の訪れを感じさせる、あたたかな雨だ。

双極性、つらい。

たぶん14歳から症状があってどうにかこうにか生きてきたけど、やっぱり周りの人を振り回したり、どこまで頼ってよくてどこから一人でできることなのかわからないから辛い。

結果、いつも「助けて!」ってなる、

好きなこと、やりたいこと、こういう未来を語れば「躁状態」。

だからそれが普通に見えるように、スタンダードになるように、ちょっとダメなところはあっても、帳尻合わせられるように頑張ってきたと思う。

ダメなことや、周りに迷惑をかけてしまうことはなるべく避けようと思ったけど、だから一人で引きこもっていたくて、「お願いです。今だけ寝させてください」って繭の中にいるみたいに眠り込んだ。

 

積み上げたものがさらわれていくこと、なくなっていくという感覚は恐怖だ。

 

音も文字も言葉も全部滲んでベールをかぶった世界で心がなくなっていく。

人の声も聞こえない、言葉を話すことができない、あんなに好きで情熱を傾けていたものが、どうして。

 

運命を受け入れるとか、そういうところじゃない局面で、私はただギリギリの間に合わせだけ狙う。

今は死ねない理由があるから、それだけ悔しい。

大学生のまなび

中学の時好きだった授業は数学と理科(化学・生物)。

 

高校の時は特になし。

 

大学生になってから、好きだったのは

2年ゼミ、中東地域研究(って名前だった気がする)、フランス語、情報社会論、社会調査法(量)、あとまあ1年生の時にとった法学は好きだった記憶がある。

 

世の中のことをわかりたいな!

って意気込んだけど、開発経済とかアメリカ政治とかはどうも苦手だった。

 

それ以上に教育、とか心理はもっと苦手で、今考えれば数学科の人ともっと仲良くなっておけばよかったなぁって思う。

 

国際政治、とか国際機構論はまあ好きだった。

 

高校生のための適学診断! みたいなのを受けると「メディアが向いてます」って言われる。でもマクルーハンの興味があるわけではない。

 

そういう意味で、興味を広げられたのはよかったと思う。

 

けれど同時に専門性がまるで身についていなくて、なんとなく中途半端な気も同時にしていた。

 

(だから情報科学専攻の人とか、結構羨ましい)。

 

その他やったこと

・官僚の前で白い目で見られながらプレゼン

周防大島に行く....宮本常一好き

・TEDtalksの裏側を知る

・映画館、博物館でアルバイト

・塾講でもバイト

・インタビュー記事を書く

・学園祭の手伝い

・食育教育

クロアチア、トルコ旅行

・京都旅行

・2年の寮生活

・2年の一人暮らし

・出版社のアルバイト

・3日のインターンシップ

・1dayインターン:新聞、テレビ、人材、文房具

・フィールドワーク

・ゼミ

・就農に関するバイト

・地方創生(課題解決)グループワーク

・フランス語

・読書会

 

[やらなかったことでやっとけばよかったと思うこと]

ある程度大きな予算を動かせる長期プロジェクト。

 

...とはいえ小・中・高で取り組んで長期の何かはやっていた。

 

小学校:ピアノ(6年)、合唱(2年)、水泳(3    年)

中学校:ピアノ(2年)、吹奏楽(2年半)

高校   :勉強(2年くらい)

 

....とはいえ団体活動は合唱と吹奏楽くらいしかしていない。(真っ青)。

 

学生時代を一言で表すと

A Rolling Stones Gathers No Moss.

って感じですね...。

とりあえず個人作業好きなのはわかった。

そしてPCソフトにSPSSがほしい。

 

言語を比較する。

私の所属するコースは所属するコースゆえに、謎に外部講師の授業をとらなければならないことが多いです。

 

それでも言語を比較することって楽しいんだな、とレポートを書く最中に思ったのでメモをします。

 

接頭辞とか接尾語とかよくわからない。

大過去、条件法、目的語に取れる動詞、取れない動詞って本当によくわからない。

 

高校の英語は英作文なんて全くしなくて、受験科目に2題あったから急遽その対策をした程度で1000wordsのリサーチペーパーを書け、と言われて泣いていました。

はちみつです。

 

他の言語で書いたり話したりするのは苦手だけど、聴いたり読んだりするのはまあ好きで、なんでだろうな、と思いながら比較言語のレポートを書きました。

 

場面による違い、語法の意味(推定、伝聞など)によっても会話の内容は変わってくるのですが、そこで使われる言葉と文法のみを学習しているとやっぱりちょっと違っていて。

 

でも言語を比較しながら勉強していくと、日本語と〇〇語にはこういう助詞の使い方があるのか、とかわかって楽しいです。

使い方の違いが判ると、ますますその言語が好きになる、というのも確かにあるんだろうなぁという気がしました。

 

今まで外国語を勉強する意味ってただシステマティックに訓練をするためだけだと思っていたけれど、知って楽しいことっていっぱいあるんだな。

 

というお話です。