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カルーアミルクと夜の寂しさ

いろんな人と会って話をして、すごく楽しいはずなのにちょっと寂しい。

 

カルーアミルクには気をつけろよ」と高校の先生は言いました。「甘いくせにアルコール度数はビールより高いから、ハイペースに飲むと酔いやすい。それでお持ち帰りされる女子を俺は何人もみたんだ」と。

 

高校生にいったい何を吹き込んでいるのだ、と昔も今も思うのですが、

このお酒は寮で一杯もらう分には十分なのでありました。すぐに眠れる環境で飲むお酒ならその効力はプラスに発揮されるということです。

 

そういうお酒を飲んで、一人で部屋にいると急にすごく寂しくなった。

いろんな人と会って刺激が多かったから、その落差なんだと思う。

それから、そこにいるのにいないような感覚のためなんだと思う。

 

そんなことでとっても寂しくてどうするのだ、と思う。

一人暮らしで一人になって、誰も私の話なんか聞いてくれなくなった時、私はどうしてしまうのか。

 

そうしてみんながさらさらと砂つぶになって溶けてしまうような映像が頭の中で流れていた。同時に私はどんどん湖の底に青く沈んでいくような。

 

そうして私は柔らかい沼のような眠りに落ちました。

 

アラームの音で起きると

カーテンから白い光が透けてきていて

朝が来ていました。

 

いつの時代も夜と朝はやってきて

夜が楽しく朝が寂しい人と

朝のほうがわくわくして夜寂しくなる人がいるんだなと思いました。