朝起きて
お風呂に入ろうと思ったら
見慣れぬ色紙が扉の前に置いてあった。
(寮なので部屋を出て廊下を歩くとお風呂があります。)
それは出て行く寮生のために、今住んでいる寮生が書いたもので
読むたびに「相変わらずイライラするな!」とか「この子は常にうれしいことを言ってくれる...」とか「そう思ってたの? うれしい!」
とか「こやつ...私の特徴をわかっている。しかも年下のくせに余裕ぶって書いている」とか
読み終えて思ったのは
「入居審査まだ結果出てないのに!! 寮を出ることが決定してるのだ!! どうしよう!」
ということです。
(入居審査で落ちたら)ちょっとは気に入ってるし、やっぱもう1年くらいいてもいいかなー、とか
甘えたことを考えていました。
でも実は背水の陣といいますかガクブルです。
とはいえ、やっぱりうれしかった。
ああ そうか私は2年ここに住んだのだ
としみじみ思いました。
(正確には引っ越しは3月下旬だからまだあと1ヶ月半くらいあるけど)
私の頭の中には、出て行った人たちや出て行く人たちのことばかりで、残る人の思い出に残らないようにしよう、ひっそり消えようと
思っていたのですが
きっと出て行く人って自分のことで忙しくて、でも残った人に何か小さな思い出を(必然的に)残していくのだろうな、と思いました。
バイトに行ってきます。