アザンデ人

こんばんは。

眠れぬ夜につらつらとブログを書きます。

本当はフェイスブックにでも投稿しようかと思ったのですが、あまりに感傷的な内容なのでブログに書くことにしました。

 

えっと、まず

私は飛行機が苦手です。

地に足ついていない、とは私が昔からよく言われている言葉の一つですが、

飛行機みたいな近代科学の産物みたいなものこそ地に足がついていないではありませんか。

 

私は北関東出身です。

よりによってお父さんの話とか通っていた歯医者さんのこととかを聞いていたし、なんだかクライマーズ・ハイの作家さんが近くに住んでいるとかいないとかで、

1982年のJAL123便の事故とかについて調べてしまうことがありました。

そして大阪から京都に電車で移動して、明日はいよいよ東京に帰ります、今日は万博記念公園の国立民族博物館に行きましょう、帰りの電車から甲子園の球場が見えました、宿に着きましたー

ってところでANA緊急着陸のニュースを見ました。

あなおそろし。

 

というか民族博物館に行って呪具とか人形とか見てきたあとでそういうニュースが飛び込んでくるとそれはもう感じることがあるわけです。

 

機能から意味へ、科学から人文へ。

 

宗教には制限をする力、可能性を広げる力の二つがある

 

とは民族博物館で読んだ言葉です。

 

アザンデ人はアフリカの民族で、彼らは不幸に根本的な原因を求めるらしいです。

時にそれは呪いということになり、宗教家のもとに通ったりするんだとか。

 

恐いものはいつだって恐い。

なるべく陽気に、死者に敬意を表して。

 

世界各国のお墓や棺桶はカラフルで綺麗な装飾がほどこされていました。

 

宗教は人間の知恵だと思います。

そしてそういうものをやっぱり大切にしていきたい。

 

アザンデ人のような考え方を日本で発見することはできないだろうか。

 

そんなことを考えながら眠りにつきます。

おやすみなさい。