夏の星座にぶら下がって

aikoの「花火」はいい曲ですよね。高校生の時によく聴いていました。

今回は花火のお話です。

 

私の地元では、町内での花火大会がありました。

サイクリングロードが伸びる河川敷の近くにお寺があって、夏はお寺の近くで屋台を組み、地元の子供達が太鼓を叩いて鐘を鳴らします。大人は捩り鉢巻きに横笛を吹きます。

このお祭りは、新興住宅に住む方からの苦情でなくなってしまいました。会議とか準備とか、大人が減ったこと、大人同士で喧嘩をすることもあって、賑やかな屋台や花火とともに、この光景もどこかに行ってしまいました。市のお祭りには出ているようで、たまに実家に帰ると太鼓の音が夜風に乗って聞こえてきます。

受験勉強の時期が重なっていたこともあって、地元のお祭りには久しく行っていなかったのですが、今回なんとなく山梨の神明花火大会を見ることになりました。

 

神明花火大会は市川三郷町という町で開催されている花火大会です。隅田川の花火大会と同じように二万発の花火を打ち上げます。こちらは、なんというか私が知っている花火大会とはかなり違っていて面白いなあと思いました。

 

なんというかフィギアスケートに似ている。

歌や曲に合わせて花火を打ち上げるのですが、

花火の種類も小さなもの、大きなもの、色が統一されたもの、七色の粒になって輝くもの、といったように曲やリズムに合わせて変わります。

ループ、トゥーループ、ルッツ、3回転ジャンプ。

花火の名前にそうつけても納得してしまいそうだなぁと思いました。

 

時折ビールの形の花火やワイングラスの形の花火が上がりました。

 

ところで私は打ち上げ花火の中でも、金色に輝いて柳のようになる花火が好きです。打ち上がった後の、じゅわっ という音も好きです。

 

長岡花火も見てみたいなぁ。