2017-01-01から1年間の記事一覧

ムーンライズキングダム

実家に帰省し、DVDを見続けていました、はちみつです。 ウェス・アンダーソンの2012年の作品です。 島に住む12歳の男の子と女の子が駆け落ちをするお話です。 私はこの女の子(スージー)がすごく好きで、彼女が双眼鏡を肌身離さず持っている理由や(「遠くのも…

雨の日は君に会えない、晴れた日は君を想う

池袋新文芸坐にて。 邦題からして、なんとなくほわっとしたハッピーエンドな作品だと思っていましたが、「永いいい訳 みたいな話らしいよ」という声が聞こえてきてちょっと顔がひきつりました。 とはいえおもしろかったです。 妻が死んで、かなしいのかどう…

ピアノの夢

指がどうもうまくまわらないな、と思っているうちに先生が「今日はここでやめましょう」と言う。 先生の子どもは大学受験のためにピアノを辞めるそうだ。「辞めちゃうんだー。確かにピアノは下積みが長いけど、楽しいのにな」と思っているうちに私は何歳だっ…

かなしい夢

私は新人のアルバイトで注文を受けて細々としたものを探す。 そこじゃない、そちらでもない、ここ、ここ、 と少し苛立った声を聞いてどうにかものの場所を探すが、 間違って袋を破いてしまう。 苛立っている人の横で申し訳なく思っていると、 それでもなんと…

2015年9月

島根から贅沢にもサンライズ出雲を使って東京に帰ってきた私は、中央線に乗り換えて吉祥寺で降りることにした。 井の頭公園でまるまる太った毛並みのいい犬たちが何頭も池のまわりを散歩した。恋人同士や老夫婦が話をして、どこかに立ち去っていくのを眺めて…

そんな日々がどこかに

武田百合子さんのエッセイ、「犬が星見た」を読み終えました。 武田百合子さんの夫・武田泰淳と編集者の竹内さんの三人がツアーに参加し、中央アジアやグルジア、ウクライナ、ロシア、スウェーデンに行く旅行記です。 あとがきでは「帰りの飛行機は宇宙船の…

崩れゆく絆

「アフリカ文学の父」という触れ込みが好きではない。 けれどもアチェべの「崩れゆく絆」を読んだ衝撃はとても大きなもので、たくさんの「なんで?」が生まれた。 第1部ではウムオフィアの習慣、オコンクウォの人物像が描かれる。 第2部ではオコンクウォが追…

鍋パ

ゼミ終わりにひょこひょこついていってなんとなく赤から鍋を食べました。 お酒は酔鯨です。美味しい。 留学したいのに就職がこわーい、とか そういう話を聞く中で、その時は「もうどっちかしかないじゃん!!」と憤っていたのですが、よくよく考えると私も大…

フラ語、メモ。

★複合過去:過去形 avoir/ être + p.p être:avoir être:性数一致 往来生起:naitre,decsendre, aller,venire,motre,se lever 代名動詞:se couche avoire 性数一致:目的語が前に出る時 Elle lui a recondue avec toi. ・副詞の位置に注意 ★半過去 複合過去の状…

ゼミ選びって難しい

テストを受けたものは無事単位をとることができて安心しました。 うれしかったのは、やっぱりきちんと本を読んだ科目でAをとれたこと。 大学の授業はやっぱり心血注がないとだめだなーと思ったし、 本が好き ということが証明されたようでうれしかったです。…

英語

こんにちは。英語のモチベーションがダダ下がりで困っています、はちみつです。 英語ってどうすればモチベーションが上がるのでしょうか。。。 高校生の時は美人の英語の先生が好きだから、という理由でなんとか続けられましたが、大学生になってからはなん…

ゴリオ爺さん

光文社の新訳古典で読みました。 「私は親の見栄のために生きているんじゃないか」と考えていた時のバルザックの拳はよく効きました。 これを読んだために私は勢いで「ポケ森」をアンインストールしました。 ・あらすじ 田舎から上京してきた学生・ラスティ…

この宇宙に生まれたのはなぜだろう。

遠目にすてきだなあと思っていた人が亡くなった。 大学の先生だった。 私の在籍している大学ではない。 専攻も全然違う。授業だって受けたこともない。 私はただぼんやりと憧れていた。 インタビュー記事は読んでいたのだ。 この人の講義を聞いてみたいと思…

恥ずかしくて死ぬ。

わー! うれしい!! 楽しい!! って思った後に ぴぇえええ ってなり あーーーーーー と落ち込む。 落ち着きがなくて死にたくなる。 たぶん視覚的なデザインで読んでいる。 恥ずかしい! 死ぬ!!と思いながら生きています。 生き恥さらして21年。

フランス語検定受けてきた

フランス語再再履のはちみつです。 フランス語がおもしろいなーと思い始めたのは最近です。うーん、なぜ1、2年の時は語学の良さに気づかなかったんだろう・・・? フランス語検定を受けに渋谷にいました。 3級はダメでしたが、 (文法と単語をもう少しやり込…

情熱のピアニズム/第七帝国

今日は飯田橋ギンレイホールで映画を観てきました★ ふらっと何も考えずに映画館に寄るのは久しぶりでした。 「情熱のピアニズム」はペトルチアーニというジャズピアニストのドキュメンタリーです。 ピアニスト自身が健常者、ふつう という言葉をよく使ってい…

感傷的な

私はどこか人の思う通りにならなくて くだらない質問ばっかりして いろんな人を傷つけてる と思う人がたぶん多いのだけど 私だってちゃんと傷ついているのである。 それは生身のまま、 皮膚が裂けたみたいにパックリと 不気味な傷になっていて そんなことは…

地獄変

久しぶりに芥川龍之介を読みました。 小学生の頃に「トロッコ」「アグニの神」「杜子春」「蜜柑」「白」「魔術」「鼻」といった作品を読み、 「ふーん 芥川すごーい」 といったばなな並みの感想を持っていた私は、 中学生の頃に朗読コンテストで「羅生門」を…

私が国際系学部に進んだ理由。

暇つぶしに。 1)ニュースを見ていて、一番わからなかったから。 北朝鮮が悪いとか、ISが悪いとか、善悪とかそういう価値基準に収めるのは簡単だけど、その背景には何があるのか、ほんとうのことはなんなのかが知りたかったから。 2)文系の他の学部に興味がな…

This is Halloween

NIghtmare Before the Chiristmas のThis is Haloween を聴きながらブログを書いています。 ついさっきレポートを提出できました 。 ぎりぎりだった・・。 「あれ、もう過ぎていない?」とかいう声を聴きながら手伝われ、提出しました。 からだめぐり茶が身…

ハンナ・アーレント

ちくま学芸文庫の「人間の条件」を読んで絶望していました。はちみつです。 今日はテストが1つだけだったということもあり、強風の中帰宅して本を読んでいました。 ハンナ・アーレントは政治哲学者で、「エルサレムのアイヒマン」とか「全体主義の起源」を書…

春にして君を離れ

アガサ・クリスティーのロマンティック・サスペンスを読みました。殺人のないミステリーの方が好きかな。 解説で栗本薫が「哀しい小説」といっていましたが、私は「恐ろしい小説」だなあと思いました。 この話しとモーパッサンの「女の一生」はかなり似てい…

得意なもの、苦手なもの

フランス語の活用小テストで「よくできました」のハンコを2週連続でゲットできました! うれしい! ここまで来るのに2年半年。(遅い)。 まあでも私は自転車に乗れたのも12歳の時だったし、まあいいかな。 ワープロに7歳の時に触ってお話しをつくり、ピアノを…

RENT

UNCHRの難民映画祭に出品されていたある映画に途中で飽き、RENTを見ていました。10月17日のことです。 HIV陽性、同性愛、人種、 それぞれ異なるカテゴリーを持った人たちが集まるニューヨークを舞台に、プッチーニのオペラを下敷きにしたミュージカル映画で…

好きな建築物はなんですか

友達と一緒に新国立美術館の建築家:安藤忠雄展に行きました。建築界のコム・デ・ギャルソン? 無機質なコンクリート、光、風、ガラス...。在野の建築家というか、それでも飛び抜けているところはすごいなあと思いました。ゲットしたポストカードは高校生の頃…

境界

リサーチペーパーを書け、と言われて泣きそうな気分です。はちみつです。 今日は社会主義思想についてざっとやる授業と、英語と英語と英語教育の授業でした。 リサーチペーパーとはよくわからないけど論文を書くための雛型のようなものです。 他の子が興味の…

origin of love

はちみつです。 所属するコースのイベントの司会・進行も終え、 とはいっても熱が冷めやらぬままリーディングの授業を受けました。 最近就活のこととか、いろいろと 緊張する場面が続いたので今日の文章はまとまりがないです。何も考えずにキーボードを叩い…

1dayインターンシップ

昨日は初の1dayインターンに行ってきました。 大手町で私を助けてくださった方、本当にありがとうございます...。 日曜の朝にビル街を走り回るのはなかなか新鮮な経験でした。次から地図を買おうと思います。 さて、今回はコンサルティングのインターンシッ…

青頭巾

秋の小旅行ということで日光に来ています。 明日は1dayインターンシップということで、緊張もしていますが、とにかく旅行というものはいいものです。 奇しくも持っていった本は「雨月物語」。この中の「青頭巾」というお話を読みましたが、栃木市と小山市の…

クワイエットルームにようこそ

2007年、松尾スズキが監督した映画です。 4限に出席して「摂食障害の映画がみたい」と思った私はなんとなく今まで避けていたこちらのDVDを手に取りました。 精神疾患の閉鎖病棟での人間関係を基調とした物語としては、真木よう子主演の「ベロニカは死ぬこと…