脂肪の塊

読んで興奮冷めやらなくなり、感想を書くことにした次第です。

 

娼婦の女性、ブルジョワ、伯爵夫妻、商人夫妻、修道女が馬車に乗り合わせて、普仏戦争の間にル・アーブルまで移動しようという話なのですが、人物のいやらしさがこれでもか! というほど書かれていて...

 

Twitterをみていても、人に会っても「いるいるこういうやつ」って思ってしまいました。

 

まあ私にもきっと下卑て偽善者なところもあるのですが...

 

それでも私はある女性の気持ちにとても共感したし、勇気に尊敬しました。

一番「ないな」と思うのはあばたの修道女です。

 

もっと多くの人にこの作品が読まれてほしい...。