ちくまプリマー新書は読みやすくてちょっと立ち止まって考えたいことをやさしい言葉でひもといてくれるのがいいところです。
ふかわりょうさんの「いいねはいらない」という投書がTwitterで話題になりました。
私は「人間関係」といったことにすごく悩んでいることが多いのですが、そういう風に悩むことには「自分を客観視することへの不安」があるのではないかなぁと思います。
文章を書くこともそうで、「自分の感じたままに書く」ことと「わかりやすく」書くこと、「バランス良く」書くことが並立できての文章ではないでしょうか。
つまり、「自分の感じること」「他者が感じること」のアンバランスさがSNSのいいねや人間関係の不安定さにあると思います。
もともと不安定なもの、できる限りの前向きさ、距離感が人と何かをシェアするときには大事だと本書を読んで思いました。
最近の私の気づきは、
恥をかいたらその恥をきちんとみつめつつ、指針をつくりあげていくこと
です。
そしていっぱい本を読んで、少しずつでも自分がなりたい方向に近づいて行けるといいと思いました。