卒業式

卒業式はあまりいい思い出がない。

 

小学校の卒業式はこれからも同じ学校の人たちと付き合っていかなきゃいけない、という悲壮感で

 

中学の卒業式は名残おしいのに一人になってしまう感じだった。

(打ち上げとか、特に行かなかった)。

 

高校の卒業式はやっとこの高校とおさらばだぜ! という解放感が大きかったので、特に困ることなくさっさと帰った。

 

大学の卒業式はただひたすら面倒だった。(本当を言うと抜け出したかった)。

 

本当はもっといろんな人たちと話したり写真を撮ったりしたかったけれど、

「親御さんとの昼食会」で会えたのは数人だった。

 

「これから会う機会も少なくなると思うけれど、また会ってね」という言葉をどれくらい信じたらいいんだろう。

大学にいた人は誰もみんな知らない人みたいだった。

 

昨日の謝恩会の後使った武蔵野線のホームには、大学1年の私がぼーっと空を眺めていた。

卒業式前日の私がその様子を眺めているなんて露ほども知らず。

 

出会いがあれば別れもあって、時間は平等にすぎていくはずなのに、私の大学の思い出は全部が全部大学の中のことではない。

 

私にとってあの大学がどんなところなのかと振り返ると「ぼーっとするのにちょうど良い場所」だった気がする。

 

何も学べていない気がする。

 

何か少し学んだとしたらそれは、

ある講義だけだと思う。

こどく

蟲毒じゃないです、孤独です。

 

そういえばよく昔から、孤独を感じて生きていたなぁと思いました。

高校生の頃、オープンキャンパスで他の大学を訪れた時、「孤独になりそう」と思いました。畳の部屋で苦しんでいそうな自分が想像できたのです。

 

そして在籍していた大学では、まあ少なくとも「孤独」を感じることはありませんでした。よく、「一人でいてもいい雰囲気がある」とパンフレットとかに書いてあるらしいですが、私は今までそんなことを感じていたことがありませんでした。

どちらかというと、私は一人でいられなくちゃ困る人間なのです。

 

だから運転免許合宿なのに、なんで一人で来たの? と言われるととてもびっくりします。というか今まであんまり気づかなかったです。

え、だって一人になりたいじゃないですか。

二週間同じ部屋なんて、気心知れた友人とならまあともかく、運転免許というストレスも相まってなかなか大変なのではと思うわけです。

 

集団に入りたくても入れない、いても距離をとりたくなるという特性はここでも発揮され、私はついに「孤独」の名言集をネット検索するという、よく高校生の時にやっていた習慣を思い出したのでした。

 

そして私は寮にいた時に気の合った人たちのことを考え、尊敬する人たちのことを考えて、そういう人はみんな「ここではない、次の場所」を考えながら動ける人たちだったなぁと思い出しました。

 

だから私はいつでも一人だったことを思い出して、その寂しさ胸に刻んで、生きようと思うのでした。

 

スイミー

西武線にて、レオ=レオニの「スイミー」の絵を使って#まとまると強い

と書いてある広告を見た。

 

みんな大好きレオ=レオニ

ねずみのフレデリックがでてきて、その水彩画によって大人も見るのに夢中になるレオ=レオニ

 

スイミーは、まとまると強いだけの話ではない。

自分だけ黒い魚で、同じ種類の赤い魚たちから若干馬鹿にされていた。そこで海へ行き、ゼリーみたいなクラゲをみたり、なんのかんのと感動して、仲間たちに「広い海へ行こうよ」と言う。

 

仲間たちはマグロがこわいとか言ってなかなか海にでたがらない。

 

そこでスイミーは「そんなら僕が目になるよ。」といい、小さい魚たちは大きい魚になりました、

という話だったと記憶している。

 

だからまとまると強いのではない。

 

スイミーさんが「お前は違う」と言われてもいじけず、冒険をして、アイデアを生んで、その通りに集団を動かしたことがすごいのだ。

スイミーさんがいわゆる「個性」を発揮しながらリーダーシップをとれてることが「強い」のである。

 

小学2年生の私はスイミーさんに感銘を受けた。

そして赤い魚たちみたいにはなりたくないと思った。

教科書の教訓はそういうことだと思ってた。

もし22歳の私が8歳の私に話しかけるとしたら、「スイミーさんはあのままでは他の魚に食べられていたでしょうね」と一応言う。

そして続ける。

「とはいえ、この作戦はスイミーさんがいないと成り立たないですね」とも言うと思う。

 

このお話は「まとまると強い」のではなく「いかにスイミーさんのような人が必要か」、という話に思われ、「スイミーさんを目指せ」と言われてるような気さえし、だからこそ「まとまると強い」という広告に違和感があるのである。

 

国語の教科書にのってた話だけど、なぜあれが採用されて、そしてみんなどのようにあの話を読んでいたのか知りたい。

 

良いニュースは小さな声で語られる。

免許合宿に行く①

新幹線に飛び乗って山形県新庄市に来た。

ゆったり朝食も夕食も食べられるし、一人部屋だし言うことないなとも、思う。

 

適性検査の結果、「ゆっくりでいいから正確に丁寧にやっていきましょう」というお話になったのだった。

 

学科の勉強をして適度に疲れた夜道を運転する。なかなか基礎が身に付かなくて、延長の可能性あり、とのことだった。

辛い。

 

教官の人たちも宿の人たちも優しい。

 

のにできないのは、集中力がないからかなあ、という妙な焦りがでてくる。

 

そして私は一度東京に戻る。

 

ほとんど人のいない電車で、バスを乗り継いで。

 

心許ないのがなんでなのかわからない。

哲学の人に会う

単科大学なのでなかなか哲学を勉強している人に会わない。

だから偶然にも哲学専攻の人に会って、「哲学とは、~~とは何か」の学問だね、という言葉を別々にかけられた時、おもしろいなぁと思った。

 

読み方がわからないんです、というと「まずは日本の入門書を読むといいよ」と紹介をしてくれた。

一人は「美とは何か」とか「これからの生き方」について考えているらしく、もう一人は「ゆるいつながり」をベースに生活していくという進路を決めたらしい。彼女は卒業論文で「笑い」について書いた、とのことだった。

 

三つ上のその人は、「私、何かミスがあったりすると、人のミスでももっと私が頑張らなきゃと思っちゃうんだよねぇ」と言った。「だから人が怒られているのをみて不登校になったりしたことがあったの」と飄々という。

 

ということで、春休みに哲学の勉強をしてみようかなと思いました。

 

哲学書は一人で読むよりほかの人と読むといいよ」という言葉も頂いたので、

(三年くらい前に私もその言葉を寮で提案したらしい)

哲学の読書会のようなものがあればいいなぁと思いました。

部屋を引き払う

2年住んでいた一人暮らし1Kロフト付きの部屋を引き払った。

家具をあらかた運び込み、あとは大量の本・プリント、ノートをどうにかするだけ、ということだったが、簡単に片付けられずに困った。

 

掃除機を何度もかけて、マイペットを雑巾にあてて床を拭く作業を何度もした。壁際のほこりも拭いて、その部屋がカーテンさえない状態になった時、それは私の部屋ではなく、日当たりのいい南向きの部屋になっていて、よそ行きの顔をしていた。

 

担当の女性がチェックをし、部屋をくまなく調べたあと、鍵を渡して、部屋が引き払われた。名前も知らない人だったけど、そしてその人にとってはあたりまえの仕事の一つではあるに違いないけれど、私はそのお辞儀をよく覚えている。

 

本当に直前まで床を拭いたりしていたので、もうすっかり来る前に戻ってしまった。

 

そして部屋を引き払ったあとに2年前に住んでいた寮に戻り、2年ぶりに会う寮生とゆっくり話をした。

 

私の大学生活は、ほとんど国分寺で費やされているのではないかと思うくらいだった。

好きなこと

みんな大好き山田太一先生が「大学にいる時くらい好きなものをつくっとけよ」と仰っていたので、好きなもの・ことをメモします。

 

 

・読書:小説、学術? 、エッセイ

・マンガ:週刊少年ジャンプ派。

・映画:「8人の女たち」「アスファルト」「ELLE」。イザベル・ユペール好き。

・音楽:ドビュッシーラヴェル、サティ、ショスタコーヴィッチ、プロコフィエフ

ビル・エヴァンスチャーリー・パーカー、たまにトロンボーンの曲。

・お酒:日本酒(酔鯨)、白ワイン、ミモザ、ブルドック、アブサン

・服:柄のロングスカート

・色:白、ネイビーブルー

・アクセサリー:パールが多め。

・ネイル:しない

・語学:フランス語

・季節:夏

・地域:平野で乾燥してるところ。もしくは海と山が近い場所。

都道府県:旅行だったら京都。

・服:コムサイズム

・下着:トリンプ率が高い。

・コスメ:こだわりなし。

・髪型:ショート

・日本の芸能人(男性):濱田岳堺雅人

・日本の芸能人(女性):木村佳乃

・小説家(現代):川上弘美小川洋子

・エッセイ:武田百合子

・好きなSNS:Twitter

・好きな昔話:千匹皮

・好きな花:紫陽花、かすみ草、矢車菊

・食べ物:チーズ、松茸の土瓶蒸し、鯛のお刺身

・果物:無花果枇杷

・飲み物:エスプレッソ

・好きなこと:散歩

・好きなキャラクター:パトレイバー(劇場版)の南雲さん

・好きな百人一首の和歌:自然系(かささぎの〜とか)

・好きな休日の過ごし方:ひたすら眠る。

・好きなにおい:シャボン、レモン

・スーパーでつい買ってしまうもの:

菜の花、チーズ、サーモン

・好きなスポーツ:水泳

・好きな科目(中学):理科の実験、数学の証明

・好きな科目(高校):音楽

・好きな科目(大学):ひみつ

・一押し:マーク・マゾワー

・好き:宗教

・好きな場所:夏の路地、雨の日の部屋

・好きなこと:人と会って話す

・好きな出版社:河出書房、マーケティング的にはミシマ社

・好きな場所(東京):上野(美術館側)、井の頭公園石神井公園

・好きな駅:神楽坂

・好きな線:東京メトロ

・好きなCM:東京メトロ堀北真希の浴衣姿