成仏

自転車をこいでいる中で、ふと今も成仏していないも想いがあることに気づく。

せっかくなのでこの辺で成仏させてやろうと思って書くことにした。

 

大学生の時に住んでいた寮で人間不信になった。

いや、もとよりあまり人を信じる方ではなかったけれど、それでも不信になった。

 

きっかけは良く知らない。

「お前も参加していたお好み焼きパーティーで皿洗いをお前だけしなかった」

という理由だったと思う。

今思えばあんまり大した理由ではないのでは…?

 

例の「あいつって」宣言がはじまったのだ。

 

私には確かに醜いところがある。

買っていたものを腐らせてしまった、とか食べていいよと言われたものを平気で食べたりとかそういうところである。

慎みがない。

 

どうぞと言われたらもらう。

眠いと言ったら眠い。

 

別に人と変わっていたいわけじゃなくて、そういう「他人の目線」というものがないのだ。

あんまり威張っていえることじゃないけど。

 

だから「なんかあんまり参加したくなくなった」って思っても、

それは確かに私のせいなのである。

私のせいなんだけど、イマイチ何が悪いとかよくわかっていないし、

「なんか気持ち悪かったな」ってくらいで、何を直せばよい、とかもよくわかっていなかった。

 

実際今でもよくわからない。

 

言いたいことがあるなら人を介せずはっきり言えばいいし、

どうして女同士のカゲグチみたいなものを叩かれなきゃならんのだ。

 

それって「そういうこと言えない私たちの気持ちをわかって」っていう手段を用いたただの卑怯ではない?

 

私は自分を守るということを知らなかったし、

自分の中では「これはこれ」と思って割り切っていることなのだ。

 

踏切の前にいた時、ふと、

「これくらいなら傷つかないだろう」って思ってたりすると、

案外相手が傷ついてたりするんだよな、

 

と思ったりした。

 

(つまり「これくらいなら傷つかないだろう」ということを人に言って、傷つけてしまったな、と思いあたることがあったということだ)

 

あの人たちは、そのことで私が傷つかないと思っていたんだろうな、

その時に一々傷ついて5年も引きずってたりする私ってなんて優しいんだろう、

と思い直す。

 

対外的には私が悪いのですよ、って言う。

 

でも「これくらいで傷つかないだろう」というのは悪くはないけど、ひどいことではあると思う。

 

よく言うでしょ、「無知は罪なり」って。

 

それから私の夢を笑ったやつ!

お前もめっちゃ失礼だ!!

 

自分のコンプレックスを自分で勝手に刺激して人のことを笑うとか最低だ!

 

どうして私はその時にすぐそう言い返せなかったんだろう。

 

「なんか笑ってるな」

とぽかんとしてたけど、あの笑い方はあとあと考えたらめっちゃ失礼なのでは?

 

そうして自分の嫌な思い出を味わっていると、

一つの答えに導かれる。

 

つまり

「彼らは私のことを羨ましく思っていたのでは??」

 

ということである。

 

でもイマイチ何を羨ましく思っていたのかはわからない。

 

けれども、常々思うのだけれども、

私はどうも嫉妬されることが多いような気がしている。

 

ほめるようでけなしてくる人をよく知っている。

 

私のことを期待していると言いながら落としてくる人をよく知っている。

 

そしてそういう人に利用されがちなんだよな、ということも知っている。

 

でもそういうことをわかってくれる人は全然いない。

 

この前もそういう夢を見た、

ある人が私に意地悪をしてくる夢だ。

私はお世話になったのだから、この人は本当はそうしたくないけれどやっぱり頼まれたのだから、直接の知り合いではないけれど早く起きてお礼を言わなくちゃ、

と思っていた。

 

目が覚めると同時に可笑しそうな笑い声が聞こえてめちゃくちゃ腹が立った。

 

私はあなたにお礼を言わなくちゃ、って思って頑張って起きたのに、

あなたそれを誘導させてわざわざ笑ったな??

 

という怒りである。

 

「え? なんで私が葵上ポジション? なんであんたが六条御息所

 あんた正妻じゃろが!!!!!」

 

と夢の人物に対して怒っていたのである。

 

逆ならわかる。まだわかる。

私が嫉妬して呪い殺すならわかる。

 

でもそんなことしてないでしょ。

どころかそうならないように細心の注意を払ってきたじゃん。

それなのになんで、わざわざポジション交換してくるわけ? 意味わからん。

 

そして理解した。

 

ああ私には魅力があったんだな…と。

嫉妬されて自分の身分もわからなくさせてしまうほどの魅力が私にもあったんだな。

 

私はあなたのことをすごく素敵な人なんだなって思ってたんだけどな。

やっぱりその顛末を考えてもあなたは魅力があると思うし、それを私は最初から折り込み済みでいたのに、なんで最後の最後になって妙なマウントをとられなくちゃいけないのかな。

 

そして寂しいな、ということはできないのである。

 

私は常々、「私が最後に笑う、最後に笑う」と繰り返しながら、日々高くなっていく目標にトライし続けなければいけない。

 

トライできているかもわからない。

 

そんな風に、勝手に人から傷つけられるのだから、

ほんとうに私が傷つかないだろう、期待を裏切らないだろう、とか思わないでほしい。

そう言いながら傷つけ、裏切れ、って呪いをかけてくるのはマジでやめてほしい。

 

そういう呪いに一々足をすくわれそうになったりして、一人で泣いたりしてるのだ。

 

金にならないから人前では泣かないけど。

 

私を羨ましく思う人たち、

勝手に成仏してくれ。

 

状況は十分私の不利になっただろうが。

もう邪魔するのはやめて。

 

道端の草でも食べていてください。