日記を更新したのが1年以上前のことだったのようで、近況について書いてみることにする。
1年と半年くらい前、私は精神疾患で倒れ(倒れたと表現している)、休業ということでお休みをもらってだらだらごろごろしていた。
だらだらごろごろすることを推奨されていた時だったのである。
その期間も今もよく眠り、よくご飯を食べ、運動はしない――という生活を送っていたものだから順調に太っている。
2月には引っ越しをし、3月に週1、2回程度の出社をした。
4月にはマッチングアプリを用いて人と会い、9月にそのはかなき出会いは終了した。
今は仕事の時間としながら、実質やることがないので、こうしてブログを書いている。
友人は「そんなに暇なら、英語の勉強だってできそうなものだが……」と言ったけれど、英語の勉強をネットを使ってしゃべらずにどうやったらいいのかわからないので、こうしてブログを書く運びとなった。
二年前に、毎日出社して仕事をして、働くといういことに自信を持った私なのだが、一回倒れて休んでみると、そんな自信はすぐに消えてしまい、ひたすら大学院の道を探るという、学生時代と変わらないことをしている。
一応、週4日の出社をしていて、働くというか、「席には座っている」ということをしている。
仕事には行っているが、特にやることもなく暇な状態が続いているのだ。
そうして、このままではいけないと思い、転職活動でもしようかと思ったりしたが、エージェントにも医者にも、「今のところで働いているほうがいい」と言われて、今の会社で働くことにしている。
けれども「人が怖い」とか「一人で自由に仕事していたい」とか、「きっちり時間を守って出社して退社する」とか、これまでの人生で形成された習慣というか指向は変わらない気がしている。
そして大学院に行く道を模索しているのだが、「研究者になるにはそもそも博士課程までいかないと無理」「博士課程に行くには多額の奨学金を獲得しなければならない」「英語の読み書きがある程度できなければならない」「+もう一言語できるのが好ましい」「そもそもこのコロナ禍で地域研究をやろうとするには命が危ぶまれる」といったいくつかの結論が浮かびあがり、そして自分のやりたい研究があるとすればどの分野なのか…といったこともわからないことから、おとなしく働いた方が身のためではないかと思ったりした。(でもどうしても諦められなくて、researchmapを眺めてしまう)。
海外の大学院に進学していた友人も、修士号がとれるか危ぶまれた挙句、開発コンサルタントとして就職することにした。(結局、修士号はとれることになった)。
そしてある友人は出産をし、母親となり、私に「専業主婦の方が大変だよ。働いている方がいいよ」といったアドバイスをしてくれている。
週4日で済んでいるのは、コロナで休業制度があり、その恩恵に私もあやかっているからである。そして月一回程度、診察で実家に帰っている。
・・・そんな調子で、私は元気にまだモラトリアムをしています。