観た:『ぼくたちの哲学教室』

教育、p4cに興味を持ったので観に行った。

久しぶりに英語の映画を観た気がする。

 

ドキュメンタリー映画はたまに観ていて、ここ10年くらいだとイランの映画の『人生タクシー』が良かった。

映画は「哲学」というよりは、子どもに「言語化」を扱っているように見えたし、教育者は宗教家に似てしまうんだな、という感想を持った。

北アイルランド問題については、国際関係的な事象としてもっと知りたいと思った。

政治と宗教の対立について、子どもに映像を見せたりするのはよろしくないんじゃ...と思ったし、メンタルケアを言語化で解決できるほど、心の問題というのは簡単ではないと個人的には考えている。

日本の道徳教育とイスラームは似ている、とムスリムから教えてもらったことがあるけれど、何を「善」としていくか、ということは詰まるところ自己鍛錬していくしかないのかな、などと思った。

校長先生は熱心な宗教家という感じだったし、独善的な印象が否めなかった。個人的にはああいう先生は苦手である。